予防接種 小児の肺炎球菌感染症
- [更新日:]
- ID:1705
対象
生後2か月から5歳未満(※初回接種開始時期により接種回数が異なります。詳しくは下記「接種方法」を参照ください。)
接種方法
☆初回接種開始時期により接種回数が異なります。
初回の開始時期 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 |
---|---|---|---|---|
生後2か月から 生後7か月未満 | 1回目 | 1回目接種後、27日以上(標準的には生後12か月まで)の間隔をおく※1※2 | 2回目接種後、27日以上(標準的には生後12か月までに)の間隔をおく※1 | 追加接種 3回目接種終了後、60日以上の間隔をおいて1歳をすぎてから接種(標準的には1歳から1歳3か月までの間) |
生後7か月から 1歳未満 | 1回目 | 1回目接種後、27日以上(標準的には生後12月までに)の間隔をおく※1 | 追加接種 2回目接種終了後、60日以上の間隔をおいて1歳をすぎてから接種 | |
1歳から2歳未満 | 1回目 | 60日以上の間隔 | ||
2歳から5歳未満 | 1回 |
※1…2歳の誕生日の前日までに接種してください。超えた場合は接種は受けられません。追加接種は可能です。
※2…1歳の誕生日以降に受けた場合、3回目の接種は受けられません。
小児の肺炎球菌感染症ワクチンについて
病気の説明
肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。この菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌欠症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。
致命率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)の頻度はHib(ヒブ)による髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。
沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン (15価肺炎球菌結合型ワクチン)
子どもで重い病気を起こしやすい15の血清型について、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するようにつくられたのが、小児の肺炎球菌ワクチン(15価肺炎球菌結合型ワクチン)です。
※ジフテリアトキソイドによってアナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方は接種することができません。
副反応
接種局所の赤班(67 .8~74 .4%)、腫脹(はれ)(47 .2~57 .1%)、全身反応として主なものは発熱(37 .5℃以上)で32 .9%~50 .7%が認められています。
なお、極めてまれにショック、アナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病等がみとめられます。
実施場所
協力医療機関(市内協力医療機関一覧)