予防接種 Hib感染症
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対象
生後2か月から5歳未満(※初回接種開始時期により接種回数が異なります。詳しくは下記「接種方法」を参照ください。)
※4種混合ワクチンを接種した方が対象です。

接種方法
☆初回接種開始時期により接種回数が異なります。
初回の開始時期 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 |
---|---|---|---|---|
生後2か月から 生後7か月未満 | 1回目 | 1回目接種後、27日以上※1(標準的には27日から56日までの間)の間隔をおく※2 | 2回目接種後、27日以上※1(標準的には27日から56日までの間)の間隔をおく※2 | 追加接種 3回目接種終了後、7か月以上(標準的には7か月から13か月までの間)の間隔をおく |
生後7か月から 1歳未満 | 1回目 | 1回目接種後、27日以上※1(標準的には27日から56日までの間)の間隔をおく※2 | 追加接種 2回目接種終了後、7か月以上(標準的には7か月から13か月までの間)の間隔をおく | |
1歳から5歳未満 | 1回 |
※1…27日以上の間隔は、医師が必要と認めた場合には20日の間隔で接種することができます。
※2…1歳の誕生日の前日までに接種してください。超えた場合は接種は受けられません。追加接種は可能ですが、初回接種の最後の接種終了後、27日(医師が必要を認めた場合には20日)以上の間隔をおいて行うこと。

Hib感染症ワクチンについて

病気の説明
Hib感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b)という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児での発生に注意が必要です。主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎等の重篤な疾患引き起こすことがあります。

乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(Hibワクチン)
インフルエンザ菌は7種類に分類されていますが、重症例は主にb型のため、ワクチンとしてこのb型が使われています。
※破傷風トキソイドによって、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方は、接種することができません。

副反応
局所反応が中心で、発赤44 .2%、腫脹(はれ)18 .7%、硬結(しこり)17 .8%、疼痛5 .6%、全身反応は発熱2 .5%、不機嫌14 .7%、食欲不振8 .7%などが認められています。
なお、極めてまれにショック、アナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病等がみとめられます。

実施場所
協力医療機関(市内協力医療機関一覧)
