健康的な食生活を送っていますか?
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食事に気を付けていますか?
東金市では、市民の皆さんが健康で心豊かに暮らすことができるよう、『とうがね健康プラン21(第3次)』を策定しています。
策定のために市民を対象に実施したアンケートでは、「主食・主菜・副菜等をそろえてとっている人」、「減塩を意識した食生活を送る人」の割合が以前より減少していること、特に若い世代を中心に栄養・食生活への関心が低いことが分かりました。
また、健康診断の結果から、東金市民は過去1~2か月間の血糖値を表すHbA1cについて高血糖とされる5 .6%以上の人の割合が、千葉県や周辺の自治体と比べて高いことが分かっています。
若い頃から健康を意識した食事を心掛けることで、生活習慣病を予防しましょう。

健康的な食生活ってどんなもの?
健康的な食生活とは、具体的にはどのようなものでしょうか。
まず、アンケートでも触れている、主食・主菜・副菜等をそろえたバランスのよい食事をとることです。ラーメンや牛丼を食べるときには、小盛にして、サラダを一緒に食べることでバランスをとることができます。1日3食の内、2食以上は主食・主菜・副菜等をそろえた食事をとることを心掛けましょう。
次に、減塩を意識することです。皆さんは食塩の摂取量の目標を知っていますか。国は『日本人の食事摂取基準2025版』において、「男性は1日7 .5g未満、女性は1日6 .5g未満」を目標量に設定しています。しかし、国の調査(『国民健康・栄養調査(令和5年)』)によると現在の日本人の食塩摂取量の平均は9 .8gと目標を大きく上回っています。
また、野菜の摂取量については、国は『健康日本21(第三次)』において、1日350g以上を目標とし、このうち緑黄色野菜を120g以上摂取することが推奨されています。しかし、現在は平均で280g程度しか摂取できていないことがわかっています。
この他にも、夜寝る2時間以内に食事をしない、夕食後に甘いものを食べないなどの注意点があります。

食生活が乱れるとどうなるの?
食塩の摂りすぎや、不規則な食生活は生活習慣病の原因となります。
若い頃から気を付けて欲しい生活習慣病としては、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などがあげられます。どの病気も初期にはあまり自覚症状が無いため、自分でも気づかないうちに進行していきます。これらの生活習慣病が進行すると、がんや心疾患などの命に関わる生活習慣病の発症リスクが高まります。
生活習慣病を進行させないためにも、健康的な食生活と、定期的な健康診断の受診をお勧めします。

東金市の取組について
東金市では、市民の皆さんに健康的な食生活を送ってもらうため、『ふやそう野菜、へらそう塩』を合言葉にさまざまな取組を行っています。
具体的には、市内のスーパーや道の駅に協力をお願いし、『ふやそう野菜、へらそう塩』の掲示物を減塩商品や野菜売り場、お惣菜コーナー等に設置しています。
また、毎月19日の食育の日に合わせて、「おいしいレシピ」を作成し、ホームページや広報に掲載する他、スーパー、コンビニ、薬局、保育所等で配布しています。
他にも、ベジチェック(推定野菜摂取量測定)や減塩に関するイベントを、年に数回実施しています。イベントの実施については、具体的な日時や内容が決まった段階で、このページでもお知らせします。

ベジチェック(推定野菜摂取量測定)を実施します。
東金市と東金市食生活改善会では、野菜摂取量の増加を目的に、『ベジチェック(推定野菜摂取量測定)』を実施します。
この機会に、ぜひ、測定に参加し、ご自分の食生活を見直すきっかけとしてください。
日時:令和7年7月1日(火) 午前10時~午後0時30分
場所:カスミフードスクエア押堀店(正面入口付近)
費用:無料
※ベジチェック(推定野菜摂取量測定)は、手のひらの色素(カロテノイド)量を測定し野菜を測定します。
1回30秒程度の測定で、血液検査などではありませんので、痛みはありません。
なお、医療機器ではありませんので、目安としてお考えください。
協力:明治安田生命 カスミフードスクエア押堀店