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あしあと

    浸水した家屋等の消毒方法について

    • [更新日:]
    • ID:12316

    台風や大雨に伴う家屋等の浸水被害発生時の消毒方法について

    台風や集中豪雨などにより家屋の浸水被害が発生した場合、感染症発生予防のために消毒を実施する必要があります。


    床下浸水の場合

    • 汚泥や床下にある不要な物を片付け、ごみを取り除きます。
    • 床下は、新聞紙や雑巾等で水分を取り除きます。
    • 通気をよくし、扇風機などで強制的に換気するのも効果的です。
    • 床下や庭の消毒は、原則不要です。

    床上浸水の場合

    • 濡れた畳や敷物などは片付けます。
    • 汚れた床や家具は、水で洗い流すか、雑巾で水拭きし、しっかり乾燥させてから消毒します。
    • 汚れを取り除いた後は、通気をよくし、家具は天日で乾燥させます。
    • 食器類や調理器具は、水と洗剤でよく洗った後に消毒します。熱湯消毒も有効です。


    主な消毒薬

    次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)

    次亜塩素酸ナトリウムは、5~6%の水溶液が家庭用の塩素系漂白剤として市販されています。 次亜塩素酸ソーダも次亜塩素酸ナトリウムと同じものです。長時間浸水していた場合や汚染の程度が著しい場合に使用します。

    消毒用アルコール

    手指消毒用のものは、希釈せず原液のまま使用します。(ジェルタイプは適しません。)

    逆性せっけん(10%塩化ベンザルコニウム)

    皮膚への刺激性やにおいがほとんどなく、床上(屋内)の消毒に適しています。ペットボトルのキャップ2杯分(10ml)を水1リットルで希釈した100倍希釈液を使用します。

    浸水被害発生時の消毒薬配布について

    健康増進課では、浸水被害対策として消毒液を準備しています。また、薬剤散布用に肩掛け手動噴霧器の貸出しも行っています。
    浸水被害発生後の消毒が必要な方、噴霧器による消毒を希望される方は、あらかじめお問い合わせのうえ、東金市健康福祉センター(ふれあいセンター:東金市田間三丁目9番地1)へお越しください。

    作業時の注意事項

    【清掃時】

    • 丈夫な手袋や長袖、長ズボンなど肌の見えない服装にしましょう。
    • ほこり対策のため、マスク、ゴーグルを着用しましょう。
    • 掃除が終わったら、しっかり手洗いをしましょう。

    【消毒時】

    • 屋内で消毒する時は、換気をしてください。
    • 薬剤が皮膚や目につかないように、長袖、長ズボン、ゴーグル、マスク、ゴム手袋を着用しましょう。
    • 消毒剤が目に入った場合は、水で15分以上洗い流し、医師の診察を受けてください。
    • 消毒後は手洗い、うがいをして感染症を予防しましょう。

     参考:被災した家屋での感染症対策(厚生労働省)(別ウインドウで開く)