ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    働き盛りの40歳代から始めるフレイル予防

    • [更新日:]
    • ID:11983

    フレイルとは

    フレイルとは年をとって体や心の働き、社会的なつながりが弱くなった状態のことをいいます。

    「健康」と「要介護」の中間に位置し、そのまま放置していると要介護状態になる可能性があります。

    このような変化を感じていませんか?

    • 6か月間で2~3kg以上の体重減少がある
    • 以前に比べて歩く速度が遅くなってきたようだ
    • つまづくことが多くなった
    • ペットボトルのキャップが空けにくくなった
    • むせることが多くなった

    40歳代からフレイル予防を始めるのはなぜ?

    2022年国民生活基礎調査(厚生労働省)では「介護が必要になった主な原因」は認知症よりも運動器の障害(骨折・転倒、関節疾患)の方が多い結果でした。

    筋肉量は40歳代から低下します。

    特に働き世代は運動不足になりがちです。日頃から適度な運動を行い、筋肉量を増やし維持することが重要です。

    フレイル予防の4つのポイント

    20年後・30年後に転倒しない身体づくりのために、今からできることを始めましょう。

    1.栄養

    バランスのよい食事を3食とることが大事

    ・筋肉のもととなるたんぱく質(肉・魚・卵・大豆・牛乳など)を毎食とる

    ・身体の調子を整えるビタミンやミネラルを含む野菜は1日350g以上(生野菜なら片手山盛り120g×3食が目安)

    2.運動

    歩く力・筋力が大事

    ・週1回以上は運動する

    ・今より10分多く体を動かす「+10(プラステン)」

    (ラジオ体操やストレッチ・歩行など)

    3.社会参加

    外出・人や社会とのつながりが大事

    ・職場や趣味、ボランティアなどでの人との交流

    ・近所の人や友人・家族との会話

    4.口腔

    噛む力・飲み込む力が大事

    ・食後の歯磨き、義歯の清掃

    ・年に1回は歯科健診を受ける

    フレイル予防のリーフレット及び説明動画をみることができます。(発行:山武地域・職域連携推進協議会)

    フレイル予防リーフレット

    Adobe Reader の入手
    PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

    山武地域・職域連携推進協議会は、山武保健所管内の市町・医師会等医療や労働基準監督署・産業保健センター等職域の関係機関・団体が協力し、働き世代の健康づくりを推進しています。

    生活習慣病の予防・管理は、フレイル予防につながります。

    生活習慣病の自覚症状はなかなか現れません。

    健康診断は毎年受け、健診の結果や数値の変化を確認し、健康管理、生活習慣病の予防や重症化予防に役立てましょう。(治療中の方も健診を受けましょう)