災害リスクと避難行動
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災害リスクと「とるべき行動」を確認しましょう

令和元年の災害を教訓に
近年、大型の台風や豪雨災害の発生するおそれが高くなっています。
当市においても、令和元年房総半島台風(令和元年台風第15号)・令和元年東日本台風(令和元年台風第19号)・令和元年台風第21号の前線に伴う大雨と、立て続けに被害が発生しました。
特に令和元年東日本台風の際は、令和元年房総半島台風の被害から家屋の修繕等が進んでいなかったこともあり、自主避難所を開設してからの3日間で1100人を超える避難者がありました。これは、今までに当市で発生した避難者の最高人数です。

適切な避難行動を
多くの避難者があった一方で、避難者の避難行動に関する課題が浮き彫りになっています。
1. 台風や豪雨災害の際は、 雨や風が強くなる前に 避難しましょう。
飛来物や、浸水・道路冠水等が発生していると、外に出る方がかえって危険な場合があります。
令和元年東日本台風では、全国で50名の方が屋外で亡くなっています。
2. 台風や豪雨災害の際は、原則、 車での避難は控えましょう。
雨や風で視界の悪い中、誤って浸水箇所等に侵入した場合、水の抵抗により、車に閉じ込められてしまうおそれがあります。
実際、令和元年東日本台風では、屋外で亡くなった50名のうち、27名と半数以上が車中で亡くなっています。
台風や豪雨災害時の避難行動を考えるときは、平時から「自分のとるべき行動を判断する基準」を設定しておくことが重要です。

避難について考えよう
避難とは、「難」を「避」けることです。極端な話、安全な場所にいる人は、避難所に行く必要はありません。
また、避難先は、市の開設する避難所に限るものではありません。
- 自宅で十分な安全確保が可能である
- 市外や県外の安全な地域に、親戚・知人宅等頼る場所がある
以上のように、避難の仕方はさまざま考えられます。普段から自分はどこに避難するのか決めておきましょう。

あなたがとるべき避難行動は
いざというとき、あなたの命を守ることができるのは、「あなた自身」です。
今後、頻発するかもしれない台風・豪雨災害に備えて、ハザードマップと一緒に「避難行動判定フロー」を確認しましょう。

