猫の飼い方について
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猫を飼うにあたって
猫の糞尿、臭い、鳴き声等に関する相談が寄せられることがあります。猫を飼っている方も、飼っていない方も安心で快適な生活を送るため、マナーを守り飼育しましょう。

猫は室内で飼いましょう
猫を屋外に出すと交通事故や感染症の恐れがあるだけではなく、糞尿や鳴き声などの近所トラブルの原因にもなります。
飼い主の目の届かないところで起きる危険やトラブルから守るためにも、猫は室内で飼いましょう。
また万が一逃げてしまった時のために、しっかりと首輪、迷子札をつけておきましょう。

室内飼いのメリット
- 交通事故や行方不明になる心配がない。
- 糞尿や鳴き声で近所トラブルになることがない。
- 怪我や感染症の予防ができ長生きできる。

必要な設備
- トイレ
猫は自分の尿の匂いがする場所にいつも排泄する習性があります。
静かな場所に置くとストレスがなく排泄できます。 - えさと水
猫の年齢や体調にあったキャットフードを与え、新鮮な水がいつでも飲めるようにしましょう。 - 猫用ケージ、寝床
ケージに慣れさせておくと、脱走の防止、しつけ、災害時の避難にも役に立ちます。
寝床はタオルや毛布を敷いて暖かくしましょう。 - 爪とぎ器、爪切り
猫には爪を研ぐ習性があります。 - くし、ブラシ
定期的に抜け毛の手入れをしましょう。 - キャリーケース、洗濯ネット
病院などに連れて行くときに安全に猫を運ぶことができます。 - 猫のおもちゃ、キャットタワー
猫の運動にもなりストレスが軽減されます。

室内飼いのポイント
- 暖かく乾いた、静かで清潔な部屋を用意しましょう。
- 猫が走ったり飛び跳ねられる空間と、上下運動のできるキャットタワーなどを用意しましょう。
- 安心して隠れられる場所を用意しましょう。
- ストレッチをしたり爪を研いだりするために、爪とぎ専用の場所を用意しましょう。
- 水を飲んだり休んだりする場所からは離れた場所にトイレを設置し、ふん尿は毎日取り除きましょう。
- ストレス発散のために、おもちゃを用意しましょう。
- 猫を複数飼っている場合、十分な数のトイレやおもちゃ、休む場所などを用意しましょう。

脱走防止措置・脱走への備え
戸締りをしっかりと確認し、猫に窓などを開けられないようにしましょう。
また、万が一脱走してしまった場合に備えて、首輪に迷子札を付けたり、マイクロチップを猫に装着・登録したりして、飼い主が分かるようにしておきましょう。
マイクロチップの登録に関しては公益社団法人日本獣医師会(別ウインドウで開く)をご覧ください。

災害に備えましょう
災害発生時に備えておくべきことをまとめたパンフレットを作成しましたので、ご活用ください。
ペットの災害避難への備えについてのパンフレット