自転車の点検整備を行いましょう
- [更新日:]
- ID:3641
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

自転車の点検の仕方とTSマークについて
自転車は、安全で環境にやさしい乗り物として利用されています。最近では、健康ブームの影響や地球環境温暖化対策の一環として、排気ガス、騒音を出さない環境負荷の低い乗り物として更に注目されています。しかし、自転車は車両の一種であり交通ルールやマナーを守らなければなりません。また、安全のため乗る前に必ず下記のチェックポイントを確認・点検して、悪い箇所が見つかったら整備や修理に出しましょう。
なお、「TSマーク」は、自転車安全整備士が自転車を点検、整備(有料)して安全が確認されたときに貼られるマークです。このマークが貼られている自転車には傷害及び賠償責任保険が付加されます。(保険の有効期限は点検日から1年間)

TSマーク

チェックポイント
『ぶたはしゃべる』で覚えましょう。
ぶ=ブレーキ、た=タイヤ、は=反射器材、しゃ=車体、べる=ベル(警音器)
- ブレーキは、前・後輪とも良くきくか。(時速10kmのとき、ブレーキをかけてから3m以内で止まるか)
- タイヤは十分に空気が入っているか。また、すり減っていないか。
- 前照灯は、点くか。タイヤのスポーク、ペダル、後方に反射器材が付いているか。また、汚れていないか。
- 車体に歪みがないか。各部品は、確実に取り付けられているか。チェーンはゆるみすぎていないか。
- 警音器(ベル)は、良くなるか。

自転車の部品名称

ご注意ください!
前輪及び後輪にブレーキを備え付けていない自転車では公道を走行することはできません。自転車で公道を走行するには、前後輪にブレーキを備え付けていなければならず、ブレーキを備え付けていない自転車で公道を走行した場合、道路交通法第63条の9第1項の違反(自転車の制動装置不良)となります。
また、夜間やトンネルなどの暗い場所を、反射器材または、尾燈のない自転車で走行した場合も道路交通法第63条の9第2項(反射器材等の装備義務)の違反となります。