安全安心対策官の防犯ワンポイントアドバイス【令和4年10月】
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安全安心対策官の防犯ワンポイントアドバイス
令和4年1月~令和4年9月末までの犯罪発生状況について
千葉県(全体)
- 刑法犯認知件数 23,747件(前年比-781件)
- 窃盗犯 17,440件(前年比-408件)
東金市内
- 刑法犯認知件数 214件(前年比-70件)
罪種 | 認知件数 | 前年比 | 認知件数の手口(前年比) |
---|---|---|---|
凶悪犯 | 0件 | -1件 | 強制性交等0(-1) |
窃盗犯 | 171件 | -50件 | 空き巣14(+9)、忍込み2(-6)、事務所荒し2(-2)、出店荒し2(+2)、その他侵入盗9(+1)、自動車盗7(+2)、オートバイ盗2(±0)、自転車盗55(-8)、車上狙い11(-33)、部品狙い8(-5)、自販機狙い0(-5)、その他非侵入盗59(-5) |
粗暴犯 | 12件 | +4件 | 暴行5(+4)、傷害7(+2)、脅迫0(-1)、恐喝0(-1) |
知能犯 | 4件 | -8件 | 詐欺4(-6)、その他知能犯0(-2) |
風俗犯 | 1件 | -4件 | わいせつ1(-4) |
その他刑法犯 | 26件 | -11件 | 住居侵入1(-5)、占有離脱物横領6(-1)、その他19(-5) |
東金市の犯罪発生特徴
令和4年9月末までの東金市内の刑法犯認知件数は214件で、前年同期に比べて70件減少しており、特に車上ねらいの減少が顕著です。その中で最も多く発生している犯罪は、自転車盗(55件)で全刑法犯認知件数の約25.7パーセントを占めています。また、昨年より増加傾向にある犯罪は、空き巣(14件)で、前年同期に比べ9件増加しています。
犯罪被害に遭わないために
侵入盗防犯対策
(1)我が家を強くしよう
ア 窓対策
・ガラス部分は、防犯ガラスに替えるか、防犯フィルムを貼りましょう。
・犯行を諦めさせるため、窓ガラスに警報音などの大きな音を出すようなセンサーアラームを取り付けましょう。
・面格子がある窓は、面格子の取り付けネジを六角ネジに替えて簡単に取り外せないようにしましょう。
・シャッターや雨戸がある「我が家」であれば、外出するときは必ず閉めましょう。
イ 玄関ドアや勝手口ドアの対策
・ドリルなどで破壊されにくい材質のドアにしましょう。
・補助錠又は同じ鍵でも良いので二つ以上の鍵をかけるようにしましょう。
・ドアの鍵の位置にガードプレート等を取り付け、バール等によりこじ開けられない構造にしましょう。
・ドアチェーン、ドアスコープを取り付け、ドアを開けずに確認できるようにしましょう。
・鍵はピッキングに強いディンプルキーにしましょう。
(2)我が家に不審者を近づけない方策
ア 敷地内に入りにくくする
・人が敷地内に侵入したら音が出るように玉砂利を敷くなどの対策をとりましょう。
・センサーライト、防犯カメラを目立つ位置に取り付けましょう。
イ 窓などの侵入口に近づけないようにする
・2階への足場(物置やエアコンの室外機)を作らないようにしましょう。
・雨どいが2階ベランダへの足場となっている構造の場合は、雨どいからベランダへ侵入できない造りにしましょう。
・躾のしっかりした「知らない人へ吠える犬」を飼うことも一つの方法です。
自転車盗防犯対策
自転車盗被害の特徴として、盗まれている自転車の大半が無施錠であることです。
被害に遭わないために、必ず鍵をかけ、そして施錠方法が異なる鍵を2つ以上かけるよう心がけましょう。
電話de詐欺
被害状況
令和4年8月末現在、千葉県内の電話de詐欺被害件数は892件で、前年に比べて170件増加しています。その被害総額は、約18億4,900万円ですが、前年に比べて約5,700万円減少しています。また、被害総件数のうち、約93パーセントが65歳以上の高齢者の方です。
詐欺に遭わないために
被害に遭わない一番の対策は、犯人と話しをしないことです。ご自宅の電話機を「留守番電話」に設定することや、犯人の電話番号を自動的に遮断したり、警告の上、会話を自動録音するなどの「迷惑電話対策機能のある電話機」を設置することが効果的です。少しでも不審だと感じたら、警察署に通報してください。