予防接種 ロタウイルス感染症
- [更新日:]
- ID:8700
接種前に必ず「子どもの定期の予防接種について」をご覧ください。
協力医療機関での個別接種となります。

対象
ロタリックス 生後6週0日後~生後24週0日まで
ロタテック 生後6週0日後~生後32週0日まで

接種方法
ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも経口投与(飲む)生ワクチンです。
ワクチン名 | ロタリックス(1価) | ロタテック(5価) |
接種時期(※) | 生後6週0日後~生後24週0日まで | 生後6週0日後~生後32週0日まで |
接種回数 | 2回 | 3回 |
接種間隔 | 27日以上の間隔をあけて | 27日以上の間隔をあけて |
接種量 | 毎回1.5ml | 毎回2ml |
(※) ロタリックス(1価)及びロタテック(5価)ともに、初回接種(1回目)の標準的な接種期間は、生後2か月から生後14週6日まで。(生後6週から接種は可能です。)
【注意】
- 安全性の観点から、14週6日までに初回接種を完了させることが望ましいといわれています。
- 原則として同一のワクチンを接種してください。

ロタウイルス感染症ワクチンについて

病気の説明
- ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。
- ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまいます。大人はほとんどの場合軽い症状ですむか、症状が出ません。しかし、乳幼児は、激しい症状が出ることが多く、特に初めて感染したときに症状が強く出ます。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。

接種後に注意すること
- 接種当日の重い副反応としてまれにアナフィラキシー症状(ワクチンへのアレルギーによる発疹、呼吸困難など)が起こる可能性があるため十分な観察を行ってください。
- 接種を受けてから約1~2週間は、腸重積症のリスクが通常より高まるとする研究報告もあります。腸重積症の症状としては、「突然はげしく泣く」、「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」、「嘔吐する」、「血便がでる」、「ぐったりして顔色が悪い」などがあります。
