第2層協議体の取組
- [更新日:]
- ID:12800

第2層協議体の歩み
生活支援コーディネーターが各地区に足を運び、支えあいの地域づくりについて啓発活動を行っています。
その結果、東金市内ではすでに6地区において第2層協議体が設置されています。
地域における課題は、地域によりさまざまで、解決のためのアプローチもさまざまです。
また、課題について話し合うため集まっている人たちもさまざまですので、地区により協議体の会議風景は異なります。
各地区の取組等について、ご紹介します。

第2層協議体設置地区情報交換会が実施されました
令和6年11月29日 東金市ふれあいセンターにて、第2層協議体設置地区の方々が集まり、各地区の取組発表と意見交換が行われました。
地区ごとに抱えている課題や困りごとは似ているようで異なるため、解決に向けた取組ももちろん異なります。参加されたメンバーは、今後の活動のヒントを得たり、連携を図る良い機会を得た様子でした。
第2層協議体設置地区情報交換会の様子

各地区に広がる第2層の取組

元気ステーションまさき推進委員会(正気地区第2層協議体)
元気ステーションまさき推進委員会の歩み
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

令和6年度実績
【お楽しみバスツアー】
定期的に開催している通いの場 元気ステーションまさきでは、外出支援の取組として2回のお楽しみバスツアーを実施しました。
外出支援による介護予防だけでなく、地域の方々で集まることで社会参加にも繋がる事業となっています。
・お楽しみバスツアー ~そうだ!銚子に行こう!~ 第10回「通いの場 元気ステーションまさき」 (令和6年5月26日開催)
〇お出かけ先・内容
銚子方面へ外出、銚子・犬吠埼を中心とした観光や銚子の新鮮な海鮮、道の駅などでの買い物を楽しみました。
〇参加者 21名
・お楽しみバスツアー ~佐原の小江戸散策♪~ 第13回「通いの場 元気ステーションまさき」 (令和6年11月10日開催)
〇お出かけ先・内容
佐原方面へ外出、佐原の旧市街をガイド付きで散策し、昼食を楽しんだ後、道の駅などでの買い物を楽しみました。
〇参加者 39名
【通いの場 元気ステーションまさき】
元気ステーションまさき推進委員会では、介護予防と社会参加を目的として、家徳公民館にて「通いの場 元気ステーションまさき」を開催しています。
・令和6年7月30日開催(第11回)
〇プログラム
(1)認知症について学ぼう
認知症に関する知識を学ぶ・認知症ケアの実践報告・楽しく脳トレ体操 など
(2)ドジョウ掬い
伝統芸能ドジョウ掬いをみんなで楽しみ、踊って笑って健康運動
〇参加者 18名
認知症に関する講義にはたくさんの質問が出たり、参加者の体験談など聞くことができたりと、興味関心の高い内容だったことが窺えました。また、ドジョウ掬いは、参加者の笑顔が多く見られ、心の健康にも繋がる事業となりました。
・令和6年9月24日開催(第12回)
〇プログラム
(1)健康運動・笑いヨガ
タオルを使ったストレッチ、ワッハッハと声を出しながらエクササイズ など
(2)美味しく学ぼう栄養講座
栄養講話「青魚パワーで健康増進」、サバ缶と電子レンジでお手軽&栄養たっぷりレシピ紹介(試食つき)
〇参加者 48名
参加者は積極的に体を動かし、笑いヨガでは大きな笑い声が公民館に響きわたりました。また、健康運動後の試食つき栄養講座では「おいしい」という声がたくさん聞かれ、全員が最後まで楽しまれていました。
・令和7年1月29日開催(第14回)
〇プログラム
(1)今知りたい!防犯知識
東金警察署生活安全課の方をお招きし、空巣や強盗などの防犯についての講義
(2)手指の運動♪素敵な折り紙作り
参加者の皆さんと一緒に、手先の運動として折り紙を行い、最後には恒例の元気体操を実施
〇参加者 33名
高齢者の被害が多くなっている犯罪について伺い、参加者の皆さんは自分ごととして意識されており、質問なども多く出ました。また、折り紙作りでは、参加者同士でお話し教え合いながら、終始和気あいあいとした雰囲気でした。
・令和7年3月26日開催(第15回)
〇プログラム
(1)みんなでコーラス
(2)体も頭もトレーニング♪健康体操&脳トレ
〇参加者32名
コーラスグループを招き、参加者も一緒に合唱を楽しまれました。健康体操と脳トレの時間では、コグニサイズと笑いヨガを行いました。

公平地区たすけあい協議会(公平地区第2層協議体)
公平地区たすけあい協議会の歩み

令和6年度実績
【ついにスタート!公平ゆうあいサポート(公平地区での有償ボランティア)】
公平地区たすけあい協議会では、公平地区の高齢者に向けて行ったニーズ調査で必要性が挙げられた生活支援に向けて、「日常のちょっとした困りごと」を助け合う「公平ゆうあいサポート」という有償ボランティアを立ち上げました。
〇サービス内容
・ごみ出し
・話し相手
・庭木の手入れ、草取り、草刈り
・そのほか日常生活のちょっとした困りごとのお手伝い
【各種団体体験会】
「あのサークル、あの団体がちょっと気になるけど、一歩踏み出す勇気が出ない…」
そんな気持ちで社会参加にためらっている方を後押しすべく、公平地区たすけあい協議会では、地区内の各種団体に働きかけて、団体ごとに体験会を設定、会報誌「たすけあいだより」にて周知を行いました。
人と繋がる社会参加を応援する活動として、令和5年度に実施を開始し、令和6年度で2回目となりました。
【公平地区スマホ教室in城西国際大学】
令和7年1月に、城西国際大学 福祉総合学科 林ゼミとの共催で、高齢者向けスマホ教室を開催しました。
この取組は、情報弱者となりやすい高齢者のため、情報収集のツールとしてスマートフォンを利用することができるようにするため、令和5年度から開催されたものです。
2回目となった今回は13名の参加者が集まり、スマートフォンの使い方を習得するだけでなく、学生との交流を楽しまれていました。
参加者からは「とても参考になった」との声が多く、また今後も開催を希望する声が挙がりました。
【公平地区たすけあい協議会の一員、芙蓉荘によるお出かけ支援】
公平地区たすけあい協議会のメンバーである社会福祉法人芙蓉荘が、地域貢献事業としてお出かけ支援サービスを開催しました。
公平地区たすけあい協議会も、周知などの協力をしました。
〇第1回 令和6年10月8日 お出かけ先:みのりの郷とうがね 参加者1名
〇第2回 令和7年1月13日 お出かけ先:みのりの郷とうがね 参加者2名

れいなんスマイル・サポート(嶺南地区第2層協議体)
れいなんスマイル・サポートの歩み

令和6年度実績
【事務サポーター情報交換会】
生活支援有償ボランティア「れいなんスマイル・サポート」の事務サポーターが3か月ごとに集まり、情報交換会を実施しています。
情報交換会では、単に実績を報告するのではなく、サービスの内容を共有したり、新しいニーズの声にどのように対応していくかを話し合ったり、より良い支援を提供する体制づくりの場となっています。
・令和6年6月11日開催
令和5年度事業報告、令和6年度事業計画などの報告の後に、活動状況(令和6年4月から6月10日まで)について各地区ごとに報告しました。
〇活動状況実績(全体)
利用者 4名
支援内容 ごみ出し、屋内清掃、草取り、除草剤の散布、話し相手
・令和6年9月10日開催
活動状況(令和6年6月から9月9日まで)について各地区ごとに報告しました。
〇活動状況実績(全体)
利用者 8名
支援内容 ごみ出し、屋内清掃、草刈り・草取り、話し相手、自転車修理の業者依頼の代行
・令和6年12月10日開催
活動状況(令和6年9月から12月9日まで)について各地区ごとに報告しました。
〇活動状況実績(全体)
利用者 12名
支援内容 ごみ出し、屋内清掃、垣根の手入れ、草刈り・草取り、庭の整理、布団カバーかけ
・令和7年3月11日開催
活動状況(令和6年12月から令和7年3月まで)について各地区ごとに報告し、令和7年度の事業計画について話し合いました。
〇活動状況実績(全体)
利用者 9名
支援内容 ごみ出し、庭掃除、ススキ刈り、植木・草刈り、花壇の手入れ

大和地区支え合い協議会(大和地区第2層協議体)
大和地区支え合い協議会の歩み

令和6年度実績
【意識共有ポスターの作成・回覧(令和6年5月)】
支え合いの地域づくりについてのポスターを作成し、大和地区の方に向けて意識共有をするため、区の回覧版、地区公民館の掲示板への掲示等、さまざまな手段で回覧などを行いました。
【情報誌「つながる」発行】
高齢者の社会参加を促進するため、地域で活動する団体などを紹介する情報誌「つながる」を作成しています。
記念すべき第1号を皮切りに、2か月に1回発行しています。
発行月 | 紹介団体 |
---|---|
7月 | 大和地区長寿会 |
9月 | 四つ葉会(ボランティア団体) |
11月 | 食生活改善会 大和支部 |
1月 | 「生き活きやまと」(各区スポーツ実施団体の紹介) |

源地区共に支えあうまちづくり推進協議会(源地区第2層協議体)
源地区共に支えあうまちづくり推進協議会の歩み

丘山地区支え合い協議会(丘山地区第2層協議体)
丘山地区支え合い協議会の歩み

令和6年度実績
令和6年10月に丘山地区で新たな第2層協議体、「丘山地区支え合い協議会」が設置されました。
丘山地区支え合い協議会は、丘山地区振興協議会を母体として設立され、活動の主体は丘山地区社会福祉協議会が中心となっています。
コロナ禍により中断していた「丘山地区での支え合いの地域づくり」について、令和5年より検討を再開し、今年度設立する運びとなりました。
地区のさまざまな課題について協議する「企画委員会」と、課題に対して具体的に対応する「実行委員会」で組織され、運営が開始されました。
【アンケート調査の実施】
丘山地区の70歳以上の方を対象に、介護予防・社会参加・生活支援の観点からニーズを把握するアンケート調査を1月から3月にかけて実施しました。
このアンケート結果をもとに、丘山地区で必要とされている支援・取組を検討していく予定です。

丘山地区支え合い協議会 設立会の様子