国登録有形文化財 多田屋本社社屋・店舗(ただやほんしゃしゃおく・てんぽ)
- [更新日:]
- ID:4558
指定内容
(国登録)
- 所在地・・・・・・・東金1135
- 所有者・・・・・・・(管理者)個人
- 登録年月日・・・平成11年10月14日
- 区分・・・・・・・・・有形文化財(建造物)
- その他・・・・・・・2棟(本社社屋・店舗)
紹介
多田屋は文化2(1805)年創業の県下で最も古い書店である。
「社屋」は、元々は東金税務署として明治時代末頃に建てられた建物である。税務署移転に伴い、昭和48(1973)年から多田屋本社社屋として使われてきた。平面はコの字型で、中央に玄関を設け、外面2階のテラス状のスペースと、同じく屋根の中央に設けられた三角形の屋根窓が、対象性を強調して端正な意匠を形づくっている。
「店舗」は、社屋へ入る道路の角に建つ、昭和時代初期に建築されたものと推測される木造モルタル塗り2階建ての建物である。腰の部分は切石積みだが、溝が入った柱型や持ち送りにより張り出した軒などは石造りを模したもので、全体に古典的なデザインの建築となっている。
地図
多田屋店舗・・・・・・・地図中の赤い印のついた建物の隣(南西)にある建物
多田屋本社社屋・・・地図中の赤い印がついた建物の、西側にある通路(灰色)を入った先