市指定文化財 八坂神社の銀杏(やさかじんじゃのいちょう)
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指定内容
(市指定)
- 所在地 松之郷1269
- 所有者(管理者)八坂神社
- 指定年月日 昭和53年11月8日
- 区分 天然記念物
- その他 1樹
紹介
八坂神社は、正応2年(1289)に久我城主北条久時の勧請と伝えられ、神仏習合時代は天王様と称された。
指定の銀杏は、境内の西南、鳥居の左側にある神木で、目通り3.70m、高さ約20mを測る雌株で、高さ約5mのところから欅のやどり木が寄生しているのも珍しい状態にある。銀杏は、イチョウ科の落葉高木で、雌雄異株であり、雌株は秋に結実する。公孫樹とも書く。
以前は、指定の銀杏の西方に対を成して欅の大木があり、市の指定文化財であったが、平成14年に朽ち落ちてしまった。
八坂神社の森は、九十九里浜庶民の帰途の目安であったという。