市指定文化財 植松是勝の数学書(うえまつぜしょうのすうがくしょ)
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- ID:449
指定内容
(市指定)
- 所在地 市内
- 所有者 (管理者)個人
- 指定年月日 平成3年8月29日
- 区分 有形文化財(典籍)
- その他 80余冊
紹介
関流七世・植松是勝(1790~1862)は、その壮年期(文政2年)から晩年期(文久2年)に亘る約40年間、故郷宿村(東金市宿)の自宅に塾を開き、近隣の子弟を集めて関流和算を教授し、地域文化の高揚に大きく貢献しました。
是勝が使用した数学資料は厖大な量でしたが、塾閉鎖後、散逸し、現在は80余冊を残すのみとなりました。
この数学書は、わが国の文化史を知るうえで貴重な文化財であり、子孫の植松家に大事に保管されています。
なお、東京都台東区の浅草寺に、安政5年(1858)門人たちによって建てられた「五瀬植松是勝先生明数碑」があります。