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あしあと

    県指定文化財 北之幸谷の獅子舞(きたのこうやのししまい)

    • [更新日:]
    • ID:445

    指定内容

    (県指定)

    • 所在地 北之幸谷
    • 所有者 (管理者)北之幸谷獅子連
    • 指定年月日 昭和39年4月28日
    • 区分 無形民俗文化財

    紹介

    北之幸谷の獅子舞は、北之幸谷地区稲荷神社の氏子に伝承された二人立ちの獅子舞で、伊勢の代神楽の流れであり、起源は不明である。笛・締太鼓・大太鼓・大鼓・小鼓・鉦を使用する演奏者と、獅子舞の演者で構成されている。

    本地・本郷・両新田(北・南)の集落にそれぞれの獅子舞があったが、平成19(2007)年に三集落の獅子舞が統合され「北之幸谷獅子連」が誕生。毎年2月、10月、11月に鎮守の稲荷神社を中心に獅子舞奉納を行う。

    2月の初午が獅子舞の舞い初めとなり、悪魔祓いのために氏子の家を廻る。秋祭りの10月19日には、神社で神事の後、村廻りを行い、その後に特設した舞台でさまざまな獅子芸、村芝居、手踊り「朝の出がけ」などを上演している。紐解きの11月15日には、稲荷神社に招き、悪魔祓いと子どもの成長を祈願し、獅子舞が舞う。

    獅子舞の演目は「序の舞」「平舞獅子」「梯子のぼり」「四つ足」「玉釣り」「蛇狂い」「小狂・大狂」などが披露される。「梯子のぼり」は、獅子が長さ約十メートルの梯子に登る勇壮な舞である。

    お囃子は「亀の子」「かまくら」「中山」「追廻し」「馬鹿囃子」などが演奏される。

    地図