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あしあと

    市指定文化財 田間城址(たまじょうし)

    • [更新日:]
    • ID:436

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 田間2126他
    • 所有者 (管理者)田間神社他
    • 指定年月日 昭和63年9月22日
    • 区分 史跡
    • その他 30,000平方メートル

    紹介

    田間城址(たまじょうあと)

     土塁と空堀で区画された主郭と、細長い第二郭が並ぶ直線連郭状の城跡で、現在城山団地となる一帯にも、「山小屋」と呼ばれた腰曲輪が存在していた。そのため、長軸で500メートル、短軸で240メートルが城域と考えられる。南西部は「ガンガン坂」と呼ばれる切り通し道で区切られるが、かつては城域を区切る堀切であった可能性が高い。緩傾斜の北側斜面には、腰曲輪が回り、堀切や削り落しをもつ支尾根が数多く延びている。

     一説には、土気酒井氏が土気から田間城にいったん移り、城地の狭いことから東金城に移ったというが、裏付ける史料はない。むしろ、縄張りから判断すると、一六世紀半ばころの東金酒井氏領域における東端の「境目の城」として機能し、天正18年(1590)東金城の落城とともに廃城となった可能性が高い。

    地図