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あしあと

    市指定文化財 武射神社 夏越の神事(むしゃじんじゃ なごしのしんじ)

    • [更新日:]
    • ID:494

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 上・下武射田
    • 所有者 (管理者)上・下武射田区
    • 指定年月日 昭和60年1月18日
    • 区分 無形民俗文化財

    紹介

    武射神社 夏越の神事(むしゃじんじゃ なごしのしんじ)

     この神事は、毎年6月晦日、武射神社で執行される夏越(水無月)の祓え(禊)といい、田植えが終り季節の交替に当たって、邪神をはらい災を除く年中行事の1つである。
     祭事は古式に則り清浄厳粛に展開し、一般参詣人はあらかじめ鳥居に設けられた浅茅の輪をくぐり、茅麻の幣で身を祓い清め、撫物と伝う人形で身を撫でてもらい参拝を終る。昇殿者は神前に設けられた真菰のござに座し、2人の介添人が挙げる輪をくぐり、この2人が声高く「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命のぶと云うなり」の、和歌を朗詠する間に、玉串を奉奠して退出する。この祭事に使用した一切の輪、幣、撫物等は取り纒めて、作田川の川原に持ち出し、水辺に玉串を立てて祝詞を奉し、祓い清めて水中に流し神事は終る。いわゆる、禊の神事である。

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