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市指定文化財 本松寺の鐘楼

[2017(平成29)年12月20日]

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指定内容

(市指定)

  • 所在地 松之郷1258-1
  • 所有者 (管理者)本松寺
  • 指定年月日 昭和59年6月1日
  • 区分 有形文化財(建造物)
  • その他 1棟

紹介

この鐘楼は木造、入母屋造(いりもやづくり)、銅版瓦棒葺(もとは茅葺であった)、袴腰つきで高さは基壇から9.08mである。

第一層は基底面より3.08mの高さまで外側を腰板で囲み、入口は裏側(北)に設ける。

最上部を長押打(なげしうち)とし高欄を付け、これを支持する持送りは和様の二手先斗栱(ふたてさきとぎょう)を組んでいる。とくに中央の斗栱は雲形肘木としていることは注目されよう。

第二層の基底部は幅70.5cmの回縁になっており、引目縁張り(いきめえんばり)とし高欄には擬宝珠(ぎぼし)がつけられ、欄干の高さは37cmである。軒桁を支える斗栱は和様の三手先とし、蛇腹をつけ、四隅の柱の上の斗栱は三本の尾棰(おたるき)をつけ、軒は背返しの繁棰(しげるたるき)で二重に構成されている。

内側は中心の通し柱二本と周囲の柱十本で組み立てられ、中心柱を梁で結び梵鐘が吊下げられている。いわゆる楼造りに基本型があるわけで下層の周囲に傾斜した板囲い、即ち袴腰の化粧をつけたもので、江戸時代に建造されたものは千葉県内では匝瑳市の飯高寺(はんこうじ)のほか少数ながら残存しているが、この鐘楼もすぐれた一棟であるといえる。

本松寺所蔵の過去帳によれば、1717(享保2)年12月に建立したと記述されている。江戸中期の地方棟梁のすぐれた技術が観られ、年代的にも立証され、本県における鐘楼建築の推移を知る上にも貴重な建造物である。

地図

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