3月は自殺対策強化月間 ~みんなが、誰かのゲートキーパー~
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令和4年の全国の自殺者数は21,881人で前年を上回りました。中でも小中高生の自殺者数は、過去最多の514人となり深刻な状況です。東金市でも毎年10人前後の方が自ら命を絶つ状況が続いています。
さまざまな悩みにより、抑うつ状態やうつ病などの精神疾患を発症すると、正常な判断ができなくなりなす。精神疾患は風邪のように誰でもかかる可能性がありますが、適切に治療すれば治る病気です。精神疾患になると本人は自分の「心の病気」に気づけないことが多く、自らつらさを発信することが難しくなります。しかし、SOSサインは発信しています。身近な人の変化に「気づく」ことのできるゲートキーパー(別ウインドウで開く)を増やすことが大切です。皆さんも誰かのゲートキーパーになってみましょう。
SOSサインの例
- 表情が暗く、元気がない
- 身だしなみを気にしなくなる
- 自分を責めたりイライラする
- 眠れない、食べられない
- 周知との交流を避ける
- 学校や仕事に行きたくない、行けない ※小中高生は長期休業明けの自殺が多い傾向にあります。
こんな声かけをしてみましょう
- 眠れてる?疲れているみたい
- 元気ないね、何か心配ごとあるの?
- 話を聴かせて、一緒に考えよう
- よく、耐えてきたね
- 辛かったね
セルフケアとしてできること~ストレスと上手に付き合うには~
1.質の良い睡眠
- 安眠できる環境を整える
- 早起き、早寝を心がける
2.適度な運動とバランスの良い食事
- 定期的に継続することが大切
3.自分なりのストレス解消を
- オンとオフを切り替える
- 趣味を楽しむ
4.リラックスできる時間を作る
- ゆっくりお風呂につかる
- 音楽鑑賞、ストレッチをする
5.時には相談する
- 話すことで気持ちの整理ができ、楽になることがある
周囲の変化に気づいたら
専門家に相談するよう促したり、あたたかく寄り添い、見守りましょう。
こころの健康相談統一ダイヤル(別ウインドウで開く) 電話:0570-064-556