街かどアイドル（米農家 渡邊農園さん）

米農家として日本人の主食「米」を作っています。車や機械に興味があり、小学生の頃から家業の手伝いも兼ねてコンバインに乗っていました。そのため、自然と米農家を目指し、高校生の時には千葉県立農業大学校への入学を決め、農家になることを決意していました。
現在では、50町歩（50ha）の圃場を自分、父、バイトの方の3人で、田植えなどの繁忙期には母も入れて4人で運営しています。米農家は毎日朝早くから作業をしたり、休みがなかったり、実際に食べている方とは接点がなかったりとつらいことも多いですが、日本人のお腹を満たしているんだという責任感ややりがいがあったり、多くの自然と触れ合えたり、コンバインなどのかっこいい車に乗ることができることは、他の職業では味わえない魅力だと思っています。
今後は、1次産業としての米の販売だけでなく、2・3次産業へと発展させて付加価値を持たせ、多くの販路を見出していきたいです。かねてから自分の夢でもあるガレージを建て、そこで米粉を使った加工食品のお店も開業出来たらなと考えています。
また後継者不足と言われる業界ですが、最近は地方に移住して農業を始められる方が多いと聞きます。これからは僕らの世代が中心となって、この業界全体を盛り上げていきたいです。