市指定文化財 日殷上人の墓(にちいんしょうにんのはか)
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- ID:444
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指定内容
(市指定)
- 所在地 松之郷1914
- 所有者 (管理者)本漸寺
- 指定年月日 平成3年2月8日
- 区分 史跡
- その他 1基
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紹介
日殷(1527~1590)は東金本漸寺四世。京都に生れ幼くして仏門に入り、長じて諸国を巡錫、法華経の布教と寺院の復興に努めた。天正の初期、京都妙満寺25世に昇進、同11年(1583)9月10日、正親町天皇によって大僧正に任ぜられ、同年12月、東金本漸寺4世となった。
松之郷衆解にある墓上には樹周3.75メートルの椨の大木が聳え、その樹下に享保10年(1725)頃の建立と推定される供養碑がある。
天保年間(1830~1843)には、ここに参詣すれば何事も成就するとの民間信仰が起こり、露店やお籠り堂が出来るほどだったという。
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