市指定文化財 取子塚(とりこづか)
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- ID:434
指定内容
(市指定)
- 所在地 求名683
- 所有者 (管理者)北高福寺
- 指定年月日 昭和63年8月10日
- 区分 史跡
- その他 1基
紹介
この取子塚(高さ68.5センチ、幅25センチ、厚さ17センチ)は、天明3年(1783)6月29日、北高福寺先住の智運院日納の菩提供養のため、その取子たちが建てたものである。
取子の風習は当時の民間信仰のひとつで、虚弱児が出生した場合などに親が一旦その子を捨てて菩提寺の住職に拾ってもらい、そこで親子の契りを終生結び、後年、住職の死後に成人した子ども(取子)達が合力して先住のために供養碑を建てるというものである。
この碑は、市内に現存する3基の取子塚の中で最古のものである。