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あしあと

    市指定文化財 下武射田妙本寺の梛(しもむざたみょうほんじのなぎ)

    • [更新日:]
    • ID:497

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 上・下武射田区入会地16
    • 所有者 (管理者)妙本寺
    • 指定年月日 昭和60年8月22日
    • 区分 天然記念物
    • その他 1樹

    紹介

     梛はマキ科に属し、別名を「ちからしば」という。本州近畿以西の山野に自生し、庭木として社寺内に多く見られる。常緑で喬木となり、雌雄別株で、葉面には光沢があり、その繊維は強靭である。雌花は円柱状の花穂が束状に着き、種子は10月に熟し球形である。樹皮は染料とし、材は家具に用いられる。
     この梛は雌株で、目通り2.06メートル、樹高約15メートル、樹齢は300年近いと推定されている。
     正徳元年(1711)、妙本寺本堂再建を機に、檀信徒の献木によるものと伝えられている。
     この名木は、古来「梛」は「凪」に通ずるところから晴天を祈り、また、その樹皮は、悪鬼をはらい災難を除く霊木として、崇敬されてきた。

    地図