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あしあと

    市指定文化財 妙善寺の乳銀杏(みょうぜんじのちちいちょう)

    • [更新日:]
    • ID:427

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 御門358
    • 所有者 (管理者)妙善寺
    • 指定年月日 昭和62年3月5日
    • 区分 天然記念物
    • その他 1樹

    紹介

     銀杏(いちょう)(公孫樹とも書く)は、裸子(らし)植物で落葉性の木で、秋には葉が黄色に染まる。公園や寺社によく植樹される傾向にあり、長寿の木としても知られる。

     銀杏の中には「乳銀杏」と呼ばれる、根の一種である気根が乳房の形に似ているものがある。乳銀杏は昔から全国的に、母乳の出ない女性の信仰を集める木であり、安産や子の成長、乳の出が良くなることが祈願されている。

     この乳銀杏は雄株(おすかぶ)で、木の周囲は約4メートル、樹高は約15メートル、樹齢は150年以上と推定されている。

     なお、この乳銀杏は明治38(1905)年2月10日、日露戦争で亡くなった人物の新盆供養のために、子息等が妙善寺に寄進したものである。寄進された経緯も含め、東金市の貴重な天然記念物である。

    地図