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あしあと

    ガス事業の経営改善に向けて

    • [更新日:]
    • ID:10643

    ガス事業の経営改善について

    ガス事業は、地方公営企業法の規定により「独立採算制」となっていますが、物価や人件費の上昇に伴い、原ガス購入費や委託作業費が増加した結果、平成28年度、令和2年度、令和3年度は経常収支比率が100%未満の赤字決算となりました。

    このことから、本年度、市長の諮問機関である「東金市ガス事業運営委員会(別ウインドウで開く)」へガス事業の経営改善について諮問を行い、健全経営に向けて答申をいただきました。

    今後いただいた答申に基づき、ガス料金の見直しを含め、経営改善に更に取り組んで参ります。

    東金市ガス事業の経営改善について(諮問・答申)

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    東金市ガス事業の経営改善に向けた検討(案)

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    経営改善策(案)について

    経営改善を図るために、以下の方針で取り組みます。

    また、東金市ガス事業経営戦略に位置づけた計画の効果・成果を検証し、必要な改善策を講じながら、健全な経営を目指します。

    更なるコスト縮減に向けた検討

    • これまでに引き続き、全ての業務・事務執行において、全職員へコスト縮減の意識づけの徹底を図り、体質改善に向けた取り組みを加速させます。
    • 不要不急、慣行的、効果の薄い業務等は、休止、廃止、削減を行います。
    • 卸元に対し、原ガスの安定供給と価格の据え置きについて、交渉を進めます。
    • 予算執行方法の見直し(随意契約から競争入札へ)が可能となるよう、取り組みを進めます。
    • 委託業務の目的、内容を再精査し、費用対効果を検証した上で必要に応じて見直しを行います。
    • コスト縮減を踏まえたガスメーターの在庫管理と供給実態に沿った運用を検討します。
    • 新技術(スマートメーター等)の導入によるコスト縮減効果を検討します。

    新たな需要家獲得に向けての施設整備等

    • 営業活動を充実させ、開発事業者やハウスメーカーへの本支管工事負担軽減内容や都市ガスのメリット等のPRによる新規需要家獲得や、現在の需要家、特に一般家庭に向け、ガス消費機器利用のメリットをPRすること等により販売量の増加を目指します。
    • 重油からガスへのエネルギー転換を検討する事業者に向け、ガス使用のメリットをPRするとともに、供給に必要な施設の改修、整備を進めます。

    健全な経営に向けた料金の見直し等

    • ガス事業は地方公営企業で、独立採算制を原則として運営しています。料金収入で必要経費を賄えるよう、ガス料金の改定を検討します。
    • 内管工事費の見直しについて、社会情勢を鑑み、定期的に適正価格への見直しを検討します。
    • 減価償却費の急激な増加を防ぐために、投資額の平準化を図った計画により施設更新を行います。

    積立金についての考え方

    ※建設改良積立金、災害準備積立金は、それぞれ目的を持った積立金であり、本来の目的で活用することを前提として考えます。