東小学校で「夢の教室」=元競泳オリンピアンの加藤ゆかさんと種田恵さんが授業
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2月4日・5日に東小学校で「夢の教室」が行われました。今年は元競泳選手でロンドン五輪女子400mメドレーリレー銅メダリストの加藤ゆかさんと北京五輪女子200m平泳ぎ8位入賞の種田恵さんが夢先生となり、5年生に夢を持つことや夢に向かって努力することの大切さを教えてくれました。(写真は2月4日に行われた加藤ゆかさんの授業)

1時間目は体育の授業で、最初はアイスブレイクの楽しいゲーム。
加藤さんにじゃんけんで勝つとゴール。

続いてクラス全員のチームワークを必要とするゲーム。
だんだん難易度が上がっていきます。

最後の課題はとても難しいものでした。
何度も作戦会議を開いて、打開策をみんなで出し合いました。
課題をクリアできたときの達成感とチームワークの大切さを学びました。

2時間目は加藤さんが「オリンピックでメダル獲得」という夢をかなえるまでの自身の体験を話してくれました。
小学6年生のときに、それまで一番苦手だったバタフライで全国大会優勝。このときに「将来オリンピックに出場したい」という夢を抱いたそうです。
一番苦手だと思っていた種目で勝てたことについては「自分が考えていることと逆になることもあるので、苦手意識を捨てることも大事」とのことでした。

高校3年間は伸び悩みの苦しい時期でした。
毎日苦しくて、つらくて、水泳をやめたいと思っていたそうです。
しかし、大学進学を機によい指導者に出会い、すぐに気持ちも成績も上向きに・・・。
そして、大学2年生で日本代表になり、4年生で北京オリンピックに出場。小学6年生の時の夢がかなったのです。
しかし、加藤さんの北京オリンピックは「出られるだけでうれしかった大会」でした。
夢が終わり、本番を終えた後はくやしさしか残らなかったそうです。
「オリンピックの借りはオリンピックで返す」をモットーに、第2の夢「オリンピックでメダル獲得」を追いかけることになります。
そして、金メダリストの北島康介選手や萩野公介選手を育てた平井コーチのもとで猛練習を始めました。毎日10キロメートルを泳いでいたそうです。そしてロンドンオリンピックでは400mメドレーリレーで銅メダルを獲得しました。第2の夢がかなった最高の瞬間だったそうです。

加藤さんの体験談を聞いた後、児童はそれぞれの夢を「夢シート」に記入しました。
ちょっと見せてもらうと素敵な夢が書かれていました。がんばってね。

最後は「自分の夢」をクラスメイトに発表~。
みんなの夢がかないますように・・・。