つくまき 地域住民のつながりや地域のアイデンティティを形づくる「祭り」。市内には、祭礼やさまざまな伝統芸能が大切に受け継がれています。 東金市を代表する祭りの一つが、日吉神社連合祭典です。その起源は江戸時代、水利問題や干ばつが解決に向かったことを神に感謝し始まったと伝えられます。2年に一度、連合祭典として、神輿が渡と御ぎょし、9区の山車・屋形が市街を巡ります。 巡行する山車・屋形の上では東金ばやしが演奏されます。江戸時代末から明治時代にかけて形づくられたといわれ、横笛・締太鼓・三味線・大鼓・小鼓・大胴等で構成されます。貴重な伝統芸能として、昭和38年に千葉県の無形民俗文化財に指定されました。 田間神社神幸祭も、日吉神社の大祭と隔年で行われる大きな祭りです。神社の神輿が山車や町内の神輿とともに、おあなたに伝えたい伝統の息吹東金に伝わる伝統芸能や行事。地域の絆を深める大切な宝として、人から人へ守り伝えられています。マキの生産が盛んになったのは江戸時代の初め頃。「造り槇」の造形技術が開発され、脈々と今に受け継がれています。代々同じ家に引き継がれる神輿の担ぎ役「■宜」が、伝統の重みを肩に地区を練り歩きます。北之幸谷の稲荷神社の氏子に伝承された二人立の獅子舞です。中でも、「はしご昇り」の演目は獅子が10mのはしごに上る勇壮な舞です。だしねぎきたのこうややかたPhoto日吉神社連合祭典の山車・屋形祭典では、東金の鎮守日吉神社の神輿が各区の山車や屋形とともに巡ります。植木のまち田間神社神幸祭北之幸谷の獅子舞
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