東金市勢要覧(市制施行70周年記念誌)電子ブック
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 「上総の黄こ金がね町」。江戸時代、東金の地はこう称されるほどに発展しました。徳川幕府の直轄領となり、家康の鷹狩りのために造られた御成街道や、御成新道が整備されます。九十九里の海産物等がここに集まり、江戸へと運ばれました。こうした繁栄は明治以降の順調な近代化への礎となります。 明治維新後、房総鉄道などの交通機関の発達、施設の建設が着実に進み、昭和になると地方行政の中心地として発展します。 昭和28年、東金町・公平村・丘山村・大和村・正気村・豊成村が一部を除いて合併し、新しい東金町に。翌29年、東金町と福岡村・源村の大部分が合併し、県下13番目の市として東金市が誕生しました。市制施行後、行政・産業・教育の各分野で、市としての基礎づくりが進められました。中学校の統合、道路網の整備、ガス事業、浄水場建設等が次々に進行。あなたに伝えたいまちの歩み東金の地に幾重にも積み重ねられてきた歴史。私たちの今を支え、未来につながります。区画整理事業としてできた公園。市民の身近な憩いの場となっています。明治33年に、東金・大網間に房総鉄道が開通。のちに九十九里軌道も敷設されました。山武長生夷隅医療圏における地域中核病院として平成26年に開院。高度で安全な医療を提供しています。たまPhoto田間中央公園東金駅前商店街(昭和52年頃)江戸時代、宿場町と、九十九里の海産物等を扱う問屋町が形成されたことに始まる歴史ある商店街です。東金駅(昭和52年頃)東千葉メディカルセンター

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