熱中症に注意しましょう
[2020(令和2)年6月22日]
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熱中症に注意しましょう
熱中症とは
高温や多湿な環境下にいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節ができなくなる病気です。体内に熱がたまり、めまい、筋肉痛や大量の発汗、さらには頭痛、吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こり命にかかわることもあります。
体調のすぐれないときは早めに医療機関で受診しましょう。
こんな日は特に注意
- 気温が高い日
- 湿度が高い日
- 風が弱い日
- 急に暑くなった日
こんな人は特に注意 暑さの感じ方は、人によって異なります
- 高齢者や子ども・障がい児・障がい者(周囲が協力して注意深く見守るようにしましょう)
- 持病のある人
- 体調の悪い人
- 暑さに慣れていない人
熱中症は予防が大切
- のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分・経口補水液(塩分やブドウ糖等を溶かしたもの)などを補給しましょう。
- 暑さを感じなくても、室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調整するよう心がけましょう。
- 室内でじっとしていても熱中症を発症することがあります。節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください。
- 外出時は、帽子をかぶったり、日傘をさす、日陰を利用するなど直接日光にあたらないようにしましょう。
- 通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣類を着用しましょう。
- 天気の良い日は昼下がりの外出はできるだけ控えましょう。
- 体調がすぐれない時は、無理をせずに十分な休養をとりましょう。
熱中症になったときは
- エアコンの効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所に移動しましょう。
- 衣類をゆるめ、からだを冷やしましょう。(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)
- 自分で飲めるようなら水分・塩分・経口補水液(水に塩分とブドウ糖などを溶かしたもの)などを補給しましょう。
※自力で水を飲めない、意識がない場合は、直ちに救急隊を要請しましょう!
令和2年度の熱中症予防行動について
新型コロナウイルスの出現に伴い、感染防止の3つの基本である「身体的距離の確保・マスクの着用・手洗い」や、3密(密集・密接・密閉)を避けるなどの「新しい生活様式」が求められています。このような中での熱中症予防のための主な留意点は次のとおりとなります。
- 夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。
- マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です。
- 新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓開放によって換気を確保する必要があります。この場合、室内温度が高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
- 日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
- 3密(密集、密接、密閉)を避けつつも、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者への目配り、声掛けをするようにしましょう。
熱中症情報について
熱中症を防ぐために(厚生労働省リーフレット)
熱中症~ご存じですか?予防・対処法(ファイル名:heatillness_leaflet.pdf サイズ:2.02MB)
熱中症~思い当たることはありませんか (ファイル名:heatillness_leaflet_senior.pdf サイズ:968.30KB)
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