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あしあと

    水害被災時の消毒について

    • [更新日:]
    • ID:4350

    水害被災時の消毒について

    感染症などの予防について

     豪雨などにより、衛生環境が不良な状態となった場合、細菌性の下痢症などの感染症や食中毒の発生予防のため、次のことに注意してください。

     特に、高齢者や乳幼児、慢性疾患にかかっている方などについては、十分注意してください。

     

    1. 十分手洗いを行ってください。
       特に調理をしたり、食事をしたりする場合には、下記のように十分手指等の汚れを落とすようにしてください。

      ・石鹸をよく泡立て、手の甲、手のひらから、指の間をていねいに洗っていき、爪の隙間も注意して洗います。
      ・さらに10秒~15秒以上もみ洗いをし、流水でよく洗い流して、清潔なタオルで手を拭き乾かしてください。
    2. 浸水した調理器具等を使う場合は、熱湯などで消毒をしてから使用してください。
    3. 飲用に適した水を飲んでください。また、浸水した井戸水は安全を確認するまで使用を控えてください。
    4. 避難所等で調理した食品は、できるだけ早く食べ、残った場合は廃棄してください。
    5. 加熱して調理する食品は、中心部まで十分火を通しましょう。(中心部の温度が75℃で1分以上の加熱)
    6. 発熱、下痢、腹痛などの症状があった場合は、早めに医師の診察を受けてください。

     

     

    ご家庭が水害に遭われた時の消毒について

     豪雨などにより、下水道などが逆流する場合があります。汚染された水により、床下・床上浸水した場合、感染症予防などのため、消毒するようにしてください。

     

    ※市では、被害に遭われたご家庭に、消毒薬を無料で配布しています。

    配布場所:〒283-0005 東金市田間三丁目9番地1 (地図
           東金市保健福祉センター(ふれあいセンター)
           健康増進課予防係 Tel 0475-50-1173

     

    床下浸水用(し尿槽や下水があふれた場所、動物の死骸や腐敗物が漂着した場所、氾濫した汚水が付着した壁面、乾燥しにくい床下)

    床下浸水
    消毒薬調整方法使用方法
    クレゾール石鹸液
    (屋外に適しています。)
    液を30倍に薄めます。薄めた液をじょうろ・噴霧器等で浸水した床下、家の周囲に散布する。
    原液や高濃度の希釈液が皮膚につくと、炎症などを起こすことがあります。
    消石灰
    (床下に適しています。)
    調整の必要はありません。クレゾールが乾いてから、浸水した床下、家の周囲に全体が白くなる程度、直接散布する。

    床上浸水用(汚水に浸かった壁面や床、家具、トイレ、風呂など)

    床上浸水
    消毒薬調整方法使用方法
    塩化ベンザルコニウム塩化ベンザルコニウムの濃度が0 .05%になるよう希釈する。(10%製品を使用する場合は、本剤5mlに水を加えて1リットルとする。)まず、泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きします。その後、薄めた液を浸した布で浸水した屋内をよく拭く。
    特に、台所・トイレは念入りに!

    食器類

    食器類
    消毒薬調整方法使用方法
    家庭用漂白剤
    (次亜塩素酸ナトリウム)
    次亜塩素酸ナトリウムの濃度が0 .02%になるように希釈する。(10%製品を使用する場合は、本剤2mlに水を加えて1リットルとする。)きれいに汚れを洗い流した後、台所用漂白剤に5分以上浸して消毒してください。
    熱湯で消毒してもかまいません。

    注意事項

    • 壁面は、泥などの汚れを水で落としてから、消毒液をひたした布などでよく拭く。
    • 取り扱う際には長袖、長ズボンを着用し、メガネ、マスク、ゴム手袋などを使用し、皮膚や目にかからないように注意すること。
    • 皮膚についた場合は大量の水と石けんでよく洗い流す。目に入った場合は、水で15分以上洗い流し、医師の診察を受けること。
    • 使用する直前に希釈し、希釈する濃度を守ること。
    • 他の消毒薬や洗剤などと混合しないこと。
    • 浄化槽の微生物に影響を及ぼすので、浄化槽には散布しないこと。
    • お子さんがいらっしゃる場合は、消毒薬を誤って飲まないように注意してください。