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あしあと

    市指定文化財 作田東睡の墓碑(さくだとうすいのぼひ)

    • [更新日:]
    • ID:502

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 田間仲性寺内
    • 所有者 (管理者)本漸寺
    • 指定年月日 昭和60年12月23日
    • 区分 史跡
    • その他 1基

    紹介

     田間仲性寺内にあるこの碑は、高さ62センチ、幅・厚さ26センチの伊豆石で、表面に戒名、左右側面にはその略歴、裏面に辞世の句が刻まれている。
     略歴文には、「東睡は上総国作田の人、画を嗜み風流を愛し、長じて田間に住むこと30年、後、江戸へ出て佐久間柳居に俳諧を学び、その高弟白井鳥酔に随い、諸国を行脚して蕉風復興に努め、寛延3年(1750)11月8日死す。聞信院宗蓮日徳と諡す。同門の乙驢・雨林等は、師鳥酔と相談し、その志を生かすため碑を建て、形見に『降雪や打つ払はすに丸合羽』の句を刻んだ」とある。
     この墓碑は、江戸中期蕉風復興のため活躍した東睡の功績と東睡をめぐる俳人達との美しい友情を称えると共に、東金町を中心とした上総地方の俳諧を知る上で、極めて貴重な文化財である。

    地図