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あしあと

    市指定文化財 新宿浅間神社前の庚申塔(しんしゅくせんげんじんじゃまえのこうしんとう)

    • [更新日:]
    • ID:498

    指定内容

    (市指定)

    • 所在地 東金1708-2
    • 所有者 (管理者)新宿総持ち
    • 指定年月日 昭和60年8月22日
    • 区分 史跡
    • その他 1基

    紹介

     いわゆる庚申の夜は、古来、人に巣食う尸虫が昇天し、天帝にその人の罪過を告げ、その生命を縮める夜といわれ、庶民はこれを防ぐため1晩中眠らず、庚申の神々を祀りこれを祈る習俗が行われて来た。庚申会・庚申待の行事がこれである。
     この塔はもと、内田間の浅間神社参道の中途にあったが、昭和30年代、崖の崩壊のため現在地へ移されたものである。
     塔の高さは145センチ、幅45センチ、板碑型の部厚い堂々たる石材で、正面中央にお題目が、その左右に上総山辺郡東金新宿町、延宝庚申6月上旬3日と対称的に刻まれ、最下部には「見ざる・聞かざる・云わざる」の三態の猿が彫られている。
     この塔には石工の銘はないが、重量感に溢れた見事な作である。

    地図